2015年11月29日日曜日

BMW社製猫ベッド?

朝一番の施術に備えて着替えるべく、昨日洗濯した施術衣を取り込みにいくと……物干し台の横に停めたバイクのシートは猫の毛まみれ足跡だらけ。いつから乗ってないんだっけ?

2015年11月28日土曜日

良薬は口に酸っぱい?



 今回の痛風発作で、さすがに何らかの対策を立てなければと思い立ち、梅肉エキスを毎朝飲んでいます。

 本当は今年の春に帰省した際、母親が自家製の梅肉エキスを持たせてくれていたのですが、数回試して冷蔵庫へ。すっかり忘れていました。そろそろ五十面下げて母親に健康の心配をさせるのも情けない話。母ちゃん、ごめんよ。心を入れ替えて毎日舐めてます。

 梅肉エキスとは青梅の絞り汁を煮詰めた真っ黒いペーストで、古くは江戸時代の医学書にも出ている日本古来の機能性食品(かな?)。効能は整腸効果、血流改善、降圧作用、肝臓強化、免疫細胞の活性化などなど。ホンマかいな?

 強力なアルカリ性食品なので、尿酸の蓄積を防いで尿酸値を抑制する効果もあるとか。ホント……だといいなぁ。

 最近では、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が発見される以前の考え方である『アルカリ性食品、酸性食品』という分類や食べ分けは意味がないという説を唱える方もいるようですが、何事も試してみなくちゃ分からないし。身体に良いことには違いないだろうし。

 ちなみに味は顔が歪むほど強烈に酸っぱい……はずなのですが、私は割と平気。酸っぱいものを欲したり、酸味を感じにくくなっている時は身体が疲れている証拠。これも目安のひとつとして生活を気を付けますかねぇ。

2015年11月27日金曜日

背骨は何を支えている?

 昨晩、時間の都合がつかずに施術をお断りしたお馴染みさんが、今朝一番で飛び込んできました。

「昨日、我慢できなくて他の療術院に行ったら、余計に痛くなっちゃって。夕べは一睡もできなくて」と。

 この患者さんは調子が悪くなると決まって首が回らなくなり、ひどい頭痛も出ます。どんな施術を受けたのか聞いたらいきなり首を抱えてボキバキッって音がなるまで捻られた」とのこと。

 それを聞いて私まで頭を抱えてしまいました。海外発祥のその療術は事故の発生率の高さでも有名。言葉は悪いですが「痛みを取ってもらおうと思ったら、楽になるどころか捻り殺された」人も少なからずいます。いやはや、まだそんな施術を行う術者がいるとは。

 患者さんの身体を見せてもらうと、首、肩、背中の首を支え動かす筋肉がどれもこれもガチガチ。私は昨夜依頼を受けられなかったことを詫びながら、全身の緊張を緩めていくところから施術を始めました。

 首(頚椎)の調整は非常にデリケートです。絶対に力任せに行ってはダメです。首の据わっていない赤ちゃんを扱うように優しくやらねばなりません。力を入れたり、勢いを付けたりしなければ調整できないのなら、術師の腕の上手下手以前に、その術理自体を疑ってかかってしかるべきとさえ思います。

 当院では下は小学生から、上は90代のお婆さんまで同じ技術、同じ手法で施術します。首を抱えてバキボキッってのを高齢のお婆さん相手に出来ますか? 想像するだけで恐ろしいと思いませんか?

「背骨を整えれば万病が治る」と謳っているその流派は母国では正規の医療であると国の認可を受け、専門大学もあると聞きますが、商売が上手なのと、その術が『効く』かどうかは別のお話なのですよ。

 ちなみに……、さすがに今ではそんなことはないと思いますが、かつて、この療術の創始者だか、商売上手だったその息子だかが書いた教科書には背骨はカ◯ロプラクター(この流派における術者の呼び方)の生活を支えると堂々と書いてあったとか……やれやれだぜ。

 なお、件の患者さんは施術後に「ああ楽になった。やっぱり私には先生のが合ってる。これで今日も仕事ができます。ありがとう」と笑顔。私は他所さんのリカバーまで含めて汗だくでしたが「そうですね。昨日の治療院は◯◯さんには合わないようですから、もう止めた方がいいですよ」と。

 本当は「合う合わない」じゃなくて「治るか治らないか」の問題なんですけどね。

2015年11月26日木曜日

謎の治療機器?

 患者さんにうつ伏せになってもらい、腰に気功術を施した時の事です。

「はい、もう起きていいですよ」と、この日が初めてだった患者さんは起き上がって不思議そうな顔。「凄く温かいんですね」

 ここまでは当院で良くある話。その患者さんは施術室の隅を指差して「アレを使ってるのかと思ったら、手を当ててただけなんですね」



 患者さんの言う『アレ』とは、ツマミのたくさん付いた小さな赤い箱と、そこから伸びたコードにつながった砲弾型の物体。確かに治療機器に見えなくもないですね。

 紛らわしいモノを置いてて申し訳ありません。『アレ』は、私の趣味であるハーモニカを吹く時に使うアンプ(スピーカー)とマイク。施術とは全く関係のない私のオモチャなんです。



 当院での施術は完全手技。事故やトラブルの元となるような危険で怪しげな道具を使うようなことはありませんのでご安心を。一応念のため。

2015年11月25日水曜日

出張施術

本日午前中は出張施術のため、院での施術はお休みいたします。

当院では富士沼津市内交通費1000円にて出張施術を承っております。お気軽にご相談ください。

2015年11月24日火曜日

本日暇暮らし


 午前中は完全お茶挽き。連休明けの給料日前、まぁ電話が鳴らずとも仕方がないか。

 暇に任せて最近疎かにしていたハーモニカの手入れなど。分解洗浄をしてリードのギャップ調整。オーバーブローという特殊奏法に必須の調整。

 少しづつ老眼が進んできているのでこういった細かい作業は億劫。眼鏡を額に押し上げて、目を細めながらの作業。そういや親父が同じように眼鏡を外して矯めつ眇めつしつつ釣りの仕掛けを作ってたなぁ。

 私も歳を取ったもんだ。そろそろ老眼鏡を作るか。

2015年11月23日月曜日

日常雑記


 痛風発作で一週間お休みしていたランニングを今朝から再開。恐る恐るの3キロから。左母趾にまだ少し腫れが残り地下足袋がきついが、痛みは出ず。

 一週間前には痛みでのたうちまわり、四つん這いでトイレへ行っていたことを考えると、幾分草臥れては来ているが、とりあえずは五体満足で走れることに幸せを感じずにはいられない。


 池田清彦著『なぜ生物に寿命があるのか?』読了。これまでも「死」について書かれた本はたくさん読んできた。医師が書いたもの、宗教家が書いたもの、哲学者が書いたもの、遺品整理などを行う特殊清掃業者が書いたもの、英霊たちの遺書もそうだろう。

 生物学者の筆による本書は、そのどれとも違う。分子レベル、DNAレベル、細胞レベルから生物の命の限界について解説してくれる。その語り口は軽妙洒脱で分かりやすい。根っから文系の私でもスラスラと読めた。

 しかしまぁ老化や寿命についてのメカニズムを知ったところで知的好奇心を満足させる以上には何かが変わるわけではなく、現実は変わらないわけで、大切なのはその現実と向き合いながら生きる事なのだろう。

『未だ萬歳の人身をうけたりという事を聞かず。一生過ぎやすし。今に至りて誰か百年の形体を保つべきや』



 浜松から定期的に来院してくださっているバイク仲間から果物の差し入れ。私にとって今期初物となる苺の甘い香りに季節の移り変わりを感じる。ご馳走様でした。

2015年11月22日日曜日

シャーロック院長

「ドアを開けたら先生が険しい顔してこちらを睨んでいたのでビックリしました」


 先日、初めておいでになった患者さんにこんなことを言われ、しどろもどろでお詫びしました。別に機嫌が悪いわけでも人見知りが激しいわけでもないんです。

 クルマから降りてポーチの階段を上がってドアを開けるまでの時間、靴を脱ぐ動作、立ち姿のバランス、室内での数歩の歩行。それらをじっと観察することが私の施術のスタートラインなのです。

「この人はどこが痛いのかな? ズレているのはどの関節かな? 筋肉のバランスの崩れは?」

 このやり方は、誰もが知っているある有名な私立探偵から学んだ手法です。



 コナン・ドイルが創作したシャーロック・ホームズ、その人です。ホームズはその第1作『緋色の研究』でのちの相棒となるジョン・ワトソンを一目見ただけで彼がアフガニスタン帰りの元軍人だと見抜きました。その推理は独特の目の付け所と鋭い観察眼によるもの。少年時代にこのくだりを読んで衝撃を受けたものです。

 続く作品群でもホームズはベーカー街221Bの肘掛椅子に座ったまま、やってくる依頼人がどんな人物かズバリと言い当てています。

 これらは作者ドイルの医者時代の師であった外科医ジョセフ・ベル博士の『外見を観察することで人物を推理する驚異的な能力』そのものだったとか。

 翻って、私自身にはそこまでの能力も観察眼もありませんが、少なくとも専門分野の筋骨についてはド近眼の目ん玉をひんむいて『ただ見る(see)だけでなく、観察(observe)して』みようかと。

 とはいえ、まだまだ修行中の身ですから「百発百中、黙って座ればピタリと当たる」には程遠く、トンチンカンな推理を開陳することも。しかし、たまには問診もそこそこに聞いてもいない患部に手を伸ばして驚かれることもあります。

 念のために書いておきますが、決して超能力や神通力によるものではなく、タネもシカケもあるんですよ。

「初歩的なことだよ、ワトソン君。あらゆる可能性を排除した結果残ったものは、どんなにありえないようなことであろうと、それが事実であることに間違いないのさ」

 そんなワケなので、私が睨んでいるように見えても、どうぞ気になさらず。さぞや酷い御面相でしょうが決して噛みつきゃしませんから。

2015年11月21日土曜日

Apple MusicとPrime music、聴き比べてみました。

 当院のBGMはそのほとんどがApple社の定額聴き放題サービス『Apple Music』からのセレクト。

「先生んトコの音楽、リラックスできますね」
「BGMと整体があってますね」
「アルバムのタイトル教えてください」

 手前味噌のようで恐縮ですが、おおむね好評です。

 最近、ネット通販世界的大手のAmazonでもプライム(有料)会員限定で『Prime music』なる聴き放題サービスを始めたので聴き比べてみました。



日本では資生堂のCMで曲が使われ一世を風靡した
ブルースハープ奏者リー・オスカーのベスト盤。


最近のお気に入りである女性ボーカリスト、ノラ・ジョーンズ。
ジャズでもブルースでもポップスでもない不思議な雰囲気。


言わずと知れた大御所の名盤中の名盤。
繰り返し聴いてかすかな野次や拍手の音まで記憶している。


個人的女性ジャズ・ボーカリストナンバー1。
サッチモやオスピー、デュークとの共演も素敵。



オスカー・ピーターソンはブルースとジャズの交差点。


 再生条件はWifiからiPhoneの各アプリへ。そこからBluetoothでBOSEのサウンドウェーブシステムへ

 圧縮方法によるものか、同じ楽曲でもかなり音質が違う。

 まずApple Musicは良く言えば全体的に滑らかでソフィスティケイトされた音。耳障りのない代わりにフックも弱い。

 対するPrime musicは音の粒立ちが良く、パンチが効いてる。悪く言えばドンシャリ。その分、ボリュームを絞っても「音楽」として聴こえる。

 楽曲数は有料サービスであるApple Musicの方が多い。特に私が個人的に好んで聴く古いブルースは圧倒的にこちらに軍配。Prime musicは曲数が少ない代わりに広く浅く万人受けするセレクト。先行のビデオと同じくAKB推しだが……ま、これはどうでもいいか。

 院のBGMで掛けるだけならPrime musicだけでも曲数は十二分に事足りるけど、音はApple Musicが好み。ただ、これはイコライザーで調整できる範囲。

 しばらくはあっちを聴いたり、こっちを聴いたりしながら新しいお気に入りアーティストを探しましょうかねぇ。 

2015年11月19日木曜日

生存確認

痛風の痛みで気の利いた文章は書けませんが、取り敢えず今日も頑張りました。明日からは平常運転に……戻れるといいなぁ。

2015年11月18日水曜日

インガオホー

本日の業務終了。

昨日一昨日にお断りした患者さんの殆どが今日に振り替えていただけたのでそこそこ忙しい1日でした。

とはいえ、症状は改善したとは言いがたく、ロキソニンを飲んで、プラス気合で何とか動ける状態。笑顔がいつもより強張っていたかもしれません。

だって、痛風の痛みって骨折と同じくらい強いんですよ。足袋越しに足裏からの汗が滲み出て、床に足跡ベッタリ。これじゃまるで動物病院の診察台の上の猫。

患者さんを送り出して、次まで時間があるとベッドに倒れ込み、スマホの小さな画面でアニメ『銀魂』を観て現実逃避。

お願いですから明日の朝には少しでも痛みがひいていますように。

*こんな日記、恥ずかしすぎてTwitterやfacebookで連携できません。


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2015年11月17日火曜日

年貢の納め時

やっぱり出ました。

ランニングを再開した時から、いつか出るだろうと思っていた持病の痛風発作。絶え間なく足裏に衝撃を与えるのだから、拇趾関節に沈着した尿酸結晶が剥がれ落ちるのは必定。そして出た。左拇趾にキツいやつ。杖を使っても立てない。昨夜はトイレに行くのに四つん這い。猫に怖がられる始末。

というワケで、もう一日お休みをいただきます。……いよいよ酒の止め時が来たのかなぁ。

2015年11月16日月曜日

本日休診

本日、事情により急遽休診とさせていだだきます。ご迷惑をお掛けしますが、施術をご要望の方は明日以降にお願いいたします。

なお、予約の電話に関しては本日も受け付けております。

院長加島拝

2015年11月15日日曜日

30日プランクチャレンジ終了

 先月16日から始めた『30日プランクチャレンジ』が終了しました。

 腕立て伏せの準備姿勢で耐えるだけ。一日20秒からスタートして、最終日は5分強。結果は……

11日目時点で88センチ。



最終日は3センチ減の85センチ。

 一般的にウエスト1センチ減で体脂肪1キロ減と言われていますが、私の場合はむしろ体重1.2キロ増。おそらくは前後して再開したランニングによる筋量の増加のせいかと。それでもウエストが細くなったのは、やはり腹筋群の緩みが私のポッコリお腹の原因だったのでしょう。

 しかし、これでも国の定めたメタボ指標の上限ギリギリ。あと5センチは減らしたいところ。目指すはガッチリ逆三角、腹筋6パックの細マッチョ……と言いたいところですが、あんまりウエストが細いとお着物が似合わなくなるからなぁ。

 悩ましいところではありますが、あと3センチ減を目指してトレーニングは継続いたします。

2015年11月14日土曜日

『人体六〇〇万年史 科学が明かす進化・健康・疾病 』



 世界中のランナーに衝撃を与えた『BORN TO RUN 走るために生まれた』にキーパーソンの一人として登場したハーバード大学教授ダニエル・E・リーバーマンの話題の書。

 案の定、Amazonでも品切れで数週間待ち。しかし電子書籍版があるのでポチリ。一瞬で手元へ。便利な世の中になったもんだ。

 ヒトが二足歩行を手に入れる過程を解き明かす前半は、推理小説を読んでいるかのようなワクワク感。整体師的には「身体を直立させるために腰椎の数を増やした」という説に膝を打つ。

 類人猿の腰椎は2〜3個。おそらくヒトの祖先も同様であったであろう。これが増えることによって脊椎がS字の生理湾曲を描くようになり、直立に適した骨格となった、と。

 厳密に言うなら、縦に長く大きな骨盤が二足歩行に適した形状に変化していく過程で仙骨が分離していった結果であろう。現代においても仙骨分離症と呼ばれ、ごく稀に腰椎が6つ(本来は5つ)ある方がいらっしゃる。

 この進化によって得たものは二足歩行、自由に使える二本の手、大きな脳、そして腰痛……ってのは私の説。

 私は「腰痛は『神様の設計ミス』の結果で、今ならPL法に問えるかもしれないけど、何百万年も前のことなので悔しいけど時効」などと、おどけて患者さんに説明することがある。まだその下りまでは読み進んではいないが、リーバーマン教授がどう解説するのか興味深いところ。

 さらには、賛成派と反対派が喧々諤々と言い争っている『糖質制限』についても国内の各氏とは違った視点からの知見が得られるのではないかと期待している。

 さて、患者さんが来るまで続きを読み進めようかねぇ。
 

2015年11月13日金曜日

和顔愛語

 アメリカはミシガン大学の心理学者の実験によると、人は闘争的な態度や、人をに対して力を振りかざすような態度、物言いをするだけでテストステロンの分泌量が増えることがわかったそうです。

 テストステロンとは所謂“男性ホルモン”のひとつで、人の攻撃的な行動に関係していることが知られています。

 この研究によって「テストステロンが分泌されるから攻撃的になる」だけではなく、「攻撃的な態度や発言をすることによってテストステロンが分泌される」という双方向の影響があることがわかったのです。これって身に覚えがありませんか?

 ストレス発散のつもりで酒を呑みながら誰かの悪口を言ったり、口角泡を飛ばして食ってかかったり、ごみ箱を蹴っ飛ばしたり、それでスカッとするつもりが、余計に怒りが増してきて感情をコントロール出来なくなる。私には多々覚えがあります(汗

 恐ろしいことに、この実験によると、被験者に力を振りかざす態度を『演技』してもらうだけでテストステロンの数値が上がったとのこと。

 どう生きてもこの世は思いのままにはならないし、腹の立つ事ばかり。それに振り回されるのは時間がもったいない。

 悪口雑言は言葉に出してしまうと記憶が強化される。ムカッとしても30分も黙ってりゃ感情は上書きされて気持ちは収まる。ギスギスした攻撃的な態度は人を遠ざけるだけ。ただでさえ御面相に不自由しているので眉間に皺を寄せているより笑顔でいた方がいい。SNSでの感情に任せた“つぶやき”を一切自粛したのも同様の理由から。

 これはまさに仏教における『和顔愛語(わげんあいご)』の教えそのもの。上記の実験結果を待たずとも千年以上も前から素晴らしい知恵が目の前にあったというわけ。

 それに気付くのに50年近くかかってしまったのですから、私がこんな偉そうな事を言えた義理じゃないですけどねぇ。

2015年11月12日木曜日

『代替医療の光と闇』読了

 実に面白い本でした。

 『生・老・病・死』の四苦からは誰も逃れられず、それでも運命に抗う姿は時として悲喜劇となりますが、アメリカの場合、大怪我や大病が、それ自体のダメージだけではなく、経済的打撃となって人生を狂わせるお国柄ゆえの事例も多々。アメリカ人の「健康狂い」は、私たちが「健やかで幸せな生活」を望むのとは根本的に異なっているのです。

 ちょっとした腰痛で「やれCTスキャンだMRIだ」と他国が羨む先進医療を大盤振舞(無駄遣い?)したりと我が国の国民皆保険制度には問題がなくもないですが、やはりこの制度は優れており、今後も外圧に負けずに守っていっていただきたいものだなぁ、と。

 本書の結論は腰巻の裏表紙側に。




代替医療には有益になる可能性はあるが、ブラセボ医療とインチキ医療をする者の間には、はっきりした境界線がある。線を踏み越えてしまうのは、次の四つの場合だ。

『役に立つ通常医療を勧めない』
『適切な警告なしで危険な治療法を勧める』
『患者の蓄えを空にする』
『呪術的思考を広める』

 私は開院に際してこれとほぼ同じ指導を師匠から受けています。

「病院に通いよる人は続けさせぇよ。コレコレこういう症例は手術受けた方が早い。はっきり言うてやれよ

「痛いおもい、怖いおもいさせたら患者さんは来んようになるで」

一発で決められる症状はその場で勝負付けな。何回も通わせたらあかん。長い目で見たら、その方が患者さんも増える」

「この技術はな、悪用すると教祖様になることもできる。けどな、それやったら破門や‼︎」

 この一致は絶対に偶然ではなく必然でしょう。

 先日も香川で「赤外線で腫瘍が消える」とやっててお縄になった自称女医がいましたねぇ。冷静に考えれば「アホらし。電気炬燵にあたってガンが治るか!」となるはずなのに、それでも遠路より足繁く通い、大金をつぎ込んだ犠牲者がいるのです。嘘か本当かネットでは『カリスマ女医』や『ゴッドハンド』と評判だったとか。

 ま、私は今後も地道に、真面目に。カリスマとも神の手とも無縁な一介の整体師として、おひとりおひとりと真摯に向き合い、身体の動く限り施術を続けていきましょう。

 開院当初から通ってくださっている患者さんに七周年の御礼を申し上げたら「私こそ、ここがあったから七年間やってこれました。こちらこそありがとうございます」と返され、うれしくてジンときました。手前味噌ではありますが、こういう気持ちは銭金では買えませんものねぇ。

2015年11月11日水曜日

デリス愛鷹亭


 昨夜は早仕舞いをさせていただき、嫁さんの誕生祝いにディナーへ。久しぶりのきちんとした外食なので、私はお対なんぞに袖を通しておめかし。嫁さんは「私、着るものがない」とブーたれてたが、そこは聞こえないふりで(笑

 当院からクルマで8分の『デリス愛鷹亭』は隠れ家風のフレンチレストラン。オーナーシェフ自らのサーブで、アミューズ(小前菜)から前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートまでフルコース。いずれも目に美味しく口に美しく。黒胡椒を練り込んだ天然酵母のパンも「それだけでワインがすすむ方も」というシェフの言葉通りの美味しさでした。

 最後のコーヒーまで約2時間のゆっくりとした食事。これまで私の食事スタイルと言えば、松本零士御大描くところのガニ股メガネの怪人の如く目の前に出される食い物を味わう暇なく口に押し込むか、料理には手も触れず潰れるまでアルコールを流し込むボラチョン(呑んだくれ)かの二択だったけど、少しは落ち着いてきたかなぁ。それでも「食べるのが早い」と嫁さんに嗜められたけど。

 え? お料理の写真? えーと、うちの嫁さんは、お食事中に料理の写真を撮るのを「はしたない」と極端に嫌うので、今回は画像なし。ぜひご自分の目でお確かめください。

 なお、昼間は御幸町の姉妹店『レ・バケット』でランチも。富士B級グルメのつけナポリタンをフレンチ風にアレンジとか、非常に興味あります。こっちも近々行ってみましょうかねぇ。

 

2015年11月10日火曜日

『代替医療の光と闇 魔法を信じるかい?』

 今日は随分と更新が遅くなりました。それもこれも、今日届いたばかりのこの本に夢中になっていたから。


『代替医療の光と闇 魔法を信じるかい?』(ポール・オフィット著/ナカイサヤカ訳/地人書館)

 アメリカにおける代替医療の最新の実情を、ただ『効く』か『効かない』かだけではなく、なぜ健康に害を及ぼすような療法でさえ社会に受け入れられることがあるのか。単なる医療問題ではなく、産業、政治、メディアが一体となった社会問題として取り上げている話題の書。

 私は「そのうち頼めばいいや」と油断していたら、あっという間にAmazonで品切れ。一週間以上待たされました。

 まだ途中ではありますが、いやはや実に面白い。内容が内容だけに万人にお薦めできる本ではありませんが、サイモン・シンの『代替医療のトリック』と表裏をなす名著であることは間違いないでしょう。

 

2015年11月9日月曜日

至誠に悖る勿かりしか

 昨日、患者さんから唐突に「先生のところ、大丈夫なの?」と聞かれました。

 何のことやらと思ったら、柔道整復師による診療報酬の不正請求、かなり大掛かりで悪質な事件のようですね。あちらの業界では大騒ぎとなっているでしょう。

 国家資格を持つ整骨院と、民間資格による代替療法の整体院は似て非なるもの……というより、完全に別物と言ってもいいくらいなので、当然、当院には全く関係はありません。

 そもそも、その筋の方や、お笑い芸人なんかとのお付合いは一切ありませんし、当院は完全な実費診療。保険証は必要ないでしょ?

 当院では、お小遣いを貯めてやってきた中学生のスポーツ小僧も一回5000円、もし仮に畏れ多くも天皇陛下がおいでになったとしても一回5000円。

 どなたが来ても値段も同じ、施術にかける情熱も同じ。鬼手仏心、一技入魂の心意気で施術に臨んでいます。邪な銭勘定をする暇なんぞございません!

 ま、ややこしい計算をするほど稼いでないとも言いますが、日々三度三度のご飯は食べられているので良しとしましょう(笑

 ともあれ、あしたか気功整体院、今週も元気にスタートです!

2015年11月8日日曜日

日常雑記 〜猫は炬燵で♪



 お待ちかねの炬燵。ホットカーペットも敷いてもらって楽太郎ご満悦。まだスイッチ入ってないんだけどね。




 雨の日はランニングの代わりにラジオ体操。youtube動画を見ながらじゃないと動作を思い出せない。これじゃテレビ体操?



  ブーム式のマイクスタンド購入。ローエンドモデルながら一応はドイツK&M社製。早速動画を撮ってみますかねぇ。


 スタンドでマイクを保持すると、ハーモニカを持つ手を開いたり閉じたりして音に変化を付けるハンドワウやビブラートが使えます。どちらも得意とは言えないテクニックなので練習あるのみ。

2015年11月7日土曜日

そろそろ冬本番?


 朝、施術室の電気を点けると楽太郎がさっさとやって来て、お気に入りの起毛の座布団に陣取ります。

「早くピッって押して、ブーンって風出して、ぬくぬくにしてよぉ」と目で訴えております。この小さな頭で、家の中でどこが一番快適かを理解している模様。

 んまぁ、部屋が暖まる頃には楽太郎は施術室を追い出されるわけですが。

 仕方ない。人間様にゃまだ早いけど、お猫様のためにぼちぼち炬燵を出すかねぇ。

2015年11月6日金曜日

『正しい医療のための10か条』

 先日、以下のような条文の画像がFacebookのタイムラインに流れてきました。ある小児科病院に掲げられているものとのこと。

正しい医療のための10か条

1 常識を疑ってかかること。

2 テレビ新聞の言うことは信じないこと。

3 情報はネット書籍で幅広く収集すること。

4 自分の感覚を大切にして直感を信じること。

5 症状は治るための免疫反応と心得ること。

6 病気は体からのメッセージと心得ること。

7 日本にも世界にも伝統医学があり、高い効果があることを知ること。

8 西洋医学は緊急疾患用の医療と知ること。

9 伝統医学は日々の体調不良や風邪を良くする医療と知ること。

10 不調な時は、何かをするよりも何かを止める方がうまくいくと知ること。


 どこかに元ネタがあるものなのか、あるいはこれを掲げたお医者さんのオリジナルなのかはわかりませんが、私が施術に際して日々考えていることと非常に近いことを言っています。

 ただ、意地の悪い見方をすれば、この条文を呼び水にしてホメ◯パシーやE◯菌、怪しげなサプリ販売などのトンデモ医学へ誘導することも可能です。私は頷きつつも眉に唾を付けてみたり。

 それでも言っていること自体は至極真っ当かと。医療や施術を施す側も受ける側も、この10か条に書かれていることを自らに照らし合わせてみると思わぬ気付きがあるかもしれませんね。
 

2015年11月4日水曜日

エナジードリンクは翼を授けるか?


 飲めばたちまちお目々シャッキリ元気ハツラツ(?)のエナジードリンク。我が国でもすっかりお馴染みの商品となりました。愛飲している方も多いのではないでしょうか。

 ところで、このエナジードリンク、何が効いているのか分かりますか?

 アルギニン? ナイアシン? タウリン? 漢方生薬?

 実はそれらの成分に全く即効性はありません。では、何が効いているのか。

 正体は糖分カフェインなのです。

 一度に大量の糖分を摂取することにより、血糖値が急上昇。カフェインによって血圧が上がり、その覚醒興奮効果により眠気が吹き飛び、元気ハツラツに……なったような気がするだけです。

 疲労ポンと飛んでいくような、そんな危険な成分は一切入っていません。含有成分や摂取後の体内での反応はペプシやコカコーラと大差ないという人も。

 それでも『効いた』気分になるのはなぜか?

 そりゃもう宣伝による刷り込みブラシーボ(偽薬効果)に尽きるでしょう。テレビを点ければ「飲めば翼を得て羽ばたける!」というCMを大量に打ち、スポーツチームやスポーツ番組をスポンサードしています

 これにより「一流アスリートもこれを飲んで高いパフォーマンスを出しているんだ」と視聴者が思い込めばしめたもの。飲んだからってアスリートになれるわけもないのにねぇ。

 どんな薬もそうですが、過ぎれば毒となります。我々日本人を含む東南アジアに住む人種はカフェインへの耐性は高いそうですが、それでも限度があり、急性カフェイン中毒ともなれば命の危険もあります。複数本の一気飲みは止めてくださいね。体内の水分が不足する運動後の摂取も気をつけた方が良さそうです。アルコールとの併用など以ての外ですよ!

 ちなみにリポ◯タンDやリゲ◯ンなど医薬部外品の栄養ドリンクも『効く』仕組みはほぼ同じ。エナジードリンクとの違いは微量のアルコールも含まれていること。アルコールによる高揚感もプラスされるわけです。

 私が高校の頃、徹夜の試験勉強後にリポDをグイッとあおって10数キロ先の学校まで自転車漕いで走れていたのはアルコールのおかげだったのかなぁ?

2015年11月3日火曜日

明治節

iMacが不調のため、iPhoneからおはようございます。

澄んだ青空に日の丸掲げて、あしたか気功整体院、間も無く開院です!

2015年11月2日月曜日

過猶不及。



『世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)は、ベーコンやソーセージなどの加工肉を「人に対して発がん性がある」、牛や豚などの赤肉を「おそらく発がん性がある」と正式に指定した』とのこと。

 ベーコンやソーセージは煙草やアスベストと同等の発がん性リスクがあると分類されたとか。


 なんともバカバカしい。

 これに対して、BBQ大好き、ソーセージ大好きな国民性であるオーストラリアの農相が以下のように語っています。

「煙草と比較するべきではないし、明らかにそれによって何もかもがお笑いぐさと化している。ソーセージと煙草を比較するなんて」


「ソーセージを1本食べたら大腸がんで死ぬなどと過剰反応してはならない。なぜなら、食べても死なないからだ。ソーセージだけを食べて暮らしたい人なんていない」

「WHOが発がん性物質と指定するもの全部を日常から取り除いたら、洞窟生活に戻るしかない」


「がんと少しでも関係のある何もかもを避けたければ、外を歩くな、シドニーの街路に出るな、ということになる。人生においてできることは結局、ほとんどなくなるだろう」

 全くもって仰る通り!

 我が国の農林水産大臣も、いまだ続く福島県産品に対する風評被害や流言飛語に対して、これくらいバッサリ斬って捨てて欲しいところですが、それをやるとマスゴミが「暴言だ! 失言だ!」と見当違いの声を上げるんだろうなぁ。

 なお、加工肉に関しては日本においても国立がん研究センターが「日本人の平均的な摂取の範囲であれば、影響ないか、あっても小さい」と発表しています。

 たとえ今後一切のソーセージを絶ったとしても、がんを発症するリスクはゼロにはなりません。私は気にせず食べますよ。

2015年11月1日日曜日

あしたか気功整体院院長より御挨拶


さて問題です。

本日、あしたか気功整体院は
何周年を迎えたのでしょうか?

ヒントは上の動画の中に!

答えが分かった方はご来院の際に
「開院◯周年ですね」とおっしゃってください。
気持ちばかりではありますが
粗品を進呈いたします。

どうぞ、これからも
あしたか気功整体院を
よろしくお願い申し上げます。