2016年6月30日木曜日

旅の支度 〜EUよりの使者


 イギリスの離脱により揺れるEUはドイツより遥々やってきた大荷物。中身は……


 ついに、ついに付けてしまいました。トップケース。定番のGIVI製ではなく、ヘプコ&ベッカーの車種専用品。不人気車の専用品など国内ではまず手に入らないので個人輸入となったのです。

 なんでそんな面倒くさいことをしたかって? だって、GIVIのトップケースを取り付けるには、シートカウルにちゃぶ台のようなステーを付けなくちゃならないんです。これが好みじゃなくてねぇ。

 本品の取り付け法は純正のトップケースと同じでシートカウルの純正ラゲージラックを利用するスタイル。後ろ姿スッキリ。

 これで旅先でヘルメットやジャケット、プロテクター類を盗難の心配なくバイクに置いて観光できるし、買い込んだお土産物をどう積むか頭を悩ませる心配もなくなりました。


 ケース内にはバイク神社のてるてる坊主のお守り。雨に荷物を濡らす心配も無くなったんだけど、一応、ね。

2016年6月29日水曜日

内臓マッサージ?

 明るく元気なお嬢さんが二度目の来院。施術中もおしゃべりは止まず。

「こないだ安っすいマッサージに行ったら、お腹をポコポコ殴られて、その晩は具合悪くなったんですよ〜」

「……? ん? なんで殴るの?」

「私もわかんない。『お腹もやっときますね」ってポコポコ。もう痛くて痛くて」

 内臓マッサージと呼ばれている施術の一種でしょうか? それにしても乱暴なことをするものです。本来、腹部は軽々に触っていい場所ではありません。猫だってよほど気を許した相手にしかお腹は触らせませんよ。

 腹部には生命を維持するための重要な臓器がぎっしりと詰まっています。これを外部から刺激することによって消化器系を活性化させてお通じを良くしたり、気血の巡りを改善したり……と、理屈はわかるのですが、その手法が問題です。

 力任せに叩いたり揉んだり、あるいは腹筋ごしに掴んだり、あまりに危険です。過度の施術によって出血や内臓破裂した事例もあるとか。その店は鉄の爪ことフリッツ・フォン・エリックでも雇ってるんでしょうか?




 当流の掲げるモットーのひとつは『小さなお子さんからご高齢の方まで同じ技法で施術可能』なこと。お爺さんお婆さんのお腹をポコポコ殴る施術ができると思いますか? 私は不可能に近いと思います。つまり、その技法は患者さんの肉体や若さに頼った「嘘っこ」の療術なのです。

 当院においても症状によっては『按腹術』と呼ばれる日本古来の療法を施すことがあります。当然ながらどなたでも受けることができ、内臓を痛めたり傷つけたりする恐れはありません。特に便秘には効果が高いので、ご希望の方は遠慮なくお申し付けくださいね。

 なお、件のお嬢さんは「ああ気持ち良かった。今度からは安マッサージに浮気しないで真っ直ぐあしたかさんに来ま〜す♪」とニコニコ。たとえお世辞でも嬉しいこと言ってくれるねぇ。

2016年6月27日月曜日

旅の支度


 来月の九州ツーリング(という名の里帰り)に向けてインナーウェアを新調。これまで頑なに着用を避けてきたコンプレッション系のピタピタシャツ&タイツ。

 猛暑の予感に背に腹は変えられず試してみることに。接触冷感と速乾消臭が売りのガテン系。アンダーアーマー製やミズノ製ほどの高機能ではないものの、お財布には優しいのです。

 靴下はブーツ内の蒸れに悩む陸自隊員御用達の『絹のちから』。つま先足袋型の夏用のメッシュ。

 さて、本日は午前中完売。午後は3時以降であれば施術受付可能ですよ。

 それでは、あしたか気功整体院本日も元気良くスタートです!

2016年6月26日日曜日

真似しちゃやーよ。



 ある日の施術中、患者さんがこんなことを言い始めました。

「その背骨のキワを押していくの、気持ち良いわねぇ。家で主人にやってもらえないかしら?」

 即座に思いとどまるように説得しました。理由は『非常に危ない』からです。

 私はただ漫然と背中を押さえているわけではありません。姿勢や部位、力の入れ具合や角度などに神経を配りつつ施術をしています。それらを誤ってしまうと重大な事故を起こす危険があるからです。

 特に背骨(脊柱)は、背中側からの力の掛けようによっては骨折したり、椎間板や靭帯を痛めてしまうことも。アメリカ生まれの某療術において事故が頻発したのもこれが原因なのです。

 人の身体は頑丈であり、同時に脆いものです。その二面性を見極めたのが日本武道の真髄。そこから生まれた当流の施術技法もまた然り。つまり、施術の『逆』を行えば簡単に身体を壊す結果にもなりかねないのです。

 どうぞ安易な真似はお止めくださいますよう謹んでお願い申し上げます。

2016年6月25日土曜日

バイク雑誌『MOTONAVI』に載りました。


 先日参加した読者参加イベント「もとなび温泉」の模様が掲載された号が発売されました。


 なかなかの男前に撮ってもらいました。私に万が一のことがあったら、これを遺影に使って欲しいくらいです。

 掲載誌は該当ページに付箋を貼って(!)待合スペースに置いておきますので、よろしければ手にとってご覧ください。

 さて、今日はちょいと忙しい1日となりそうです。頑張りましょう!

2016年6月24日金曜日

『梅雨病み』対処法


 3度目の眼鏡作り変えにより、なんとか眼の違和感は収まってきたのでブログを更新する気色になりました。

 さて、この時期は全身の倦怠感や疲れ、偏頭痛、身体のむくみなどを訴えてこられる患者さんが増えます。

 いわゆる『梅雨病み』と呼ばれる症状。この時期ならではの天候不順による低気圧、湿気、気温の乱高下などによって、主に循環器系のバランスが崩れて起きる症状です。

 私のオススメ対処法は『入浴すること』です。湯船にしっかり浸かって身体を温めて発汗を促し、水圧によって滞った体液の循環を回復させるのです。

 最近では生活習慣の変化からシャワーだけで済ませたり、「疲れるから」と入浴を嫌がる方も多いようですが、もったいないですよ。

 昔から日本人は入浴の効能を知っていたから、水を汲み、薪を焚べるといった労を惜しまずに湯を沸かしたり、わざわざ遠方まで出向いて温泉に浸かったりしたのです。

 それが今じゃ給湯器という文明の利器によってボタンひとつでお湯が張れるんだから、是非是非この時期こそお風呂にドンブラコ、してくださいね。

2016年6月18日土曜日

『余計な荷物』になりますように。


 来月に迫った九州ソロツーリング(と言う名の里帰り)に向けてぼちぼちと準備。まずは非常信号灯と三角停止板を購入。

 頑丈で故障知らずな『空飛ぶレンガ』の愛称を持つエンジンを載せた我が愛機車齢は27歳。十全の整備手入れは怠っていないつもりだが、何事も絶対はありえない。しかも、時期的にギリギリ梅雨明け。もしかしたら九州の梅雨時にありがちな豪雨に見舞われるかも。その際に電装系にトラブルを起こさないという自信は……ないなぁ。

 使わずに済むのならそれに越したことはないのだけど、万が一の場合に他所様に迷惑を掛けたくないからね。

2016年6月15日水曜日

生存確認


 「毎日更新!」と啖呵を切ったブログの更新が滞りがちですが、大丈夫です(何が?)。あしたか気功整体院、しっかり毎日営業しております。廃業したわけでも夜逃げしたわけでもありませんw

 寄る年波に逆らえず、この4月の末に新調した遠近両用眼鏡がどうにもこうにもシックリせず、PCの画面を見るのが辛いんです。嗚呼、我がポンコツ目玉の恨めしきこと。

 本日、ついには3度目の作り直しが決定。これで決まってくれると嬉しいんだけどなぁ。これ以上眉間の皺が深くなっちゃうと、本当に人相の悪さでお客さんを逃してしまいそう(汗)。

2016年6月8日水曜日

歴代ライダー全員集合!


 患者さんとの世間話から、昭和の歴代ライダーが総出演するマンガがあることを知りました。「先生が知らなかったのが逆に驚き。昭和ライダー好きなら絶対に読んだ方がいいですよ!」と大プッシュされ、その気になって仕事の合間に近所のお宝市場に走って一括購入。

 我ながらいい歳して何やってんだかw しかしまぁ14冊で2000円なら安い娯楽。さて、今夜はこれをパラパラめくりながら晩酌開始です。


 あ、そうそう。九州へのフェリーも申し込みました。宮崎カーフェリーと阪九フェリーを片道づつ使う九州縦断マイカーツーリングプランで人機ともに格安の往復15500円。宮崎カーフェリー内での朝食無料のオマケ付き。なお愛機は750cc以下なのでマイナス1000円、往復とも雑魚寝から2等寝台に格上げしてプラス2000円。締めて16500円。

 『いつか』九州をバイクで存分に走りたいなとは思っていましたが、様々な要因や事情が重なり、思っていたよりも早く実現しちゃいそう。

 「『いつか』やろうは馬鹿野郎」で「『いつか』は永遠にやって来ない」からね。

 留守中、患者さんには少々ご不便ご迷惑をおかけしますが、どうぞご容赦いただけますよう謹んでお願い申し上げます。

2016年6月6日月曜日

本日暇暮らし。


 午後より手が空いたのでバイクでぶらりと出る。偶然路上で会った某氏とインドカレーを食し、その後は腹ごなしにスーパー銭湯にでも行くつもりだったけど、気が変わって『大棚の滝周遊コース(と私が呼んでいるだけ)』でライディングの練習。

 我が家から約30分。アップダウンのきつい細くてクネクネの山岳路。路面は敷きたてのアスファルトから、苔の生えたコンクリ舗装までごちゃ混ぜ。ちょっと前までは未舗装部分もあった。

 2速固定でブレーキは控えめに、アクセルワークによるバイクの挙動を感じながら、路肩の落ち葉の山や落石、時々現れる農家さんの軽トラにも気を配りつつ、安全運転でぐーるぐる。

 気がつけばあっという間に3時間、走行距離は100km弱。良い練習になった。来月の九州行までちょっと根を詰めて練習してバイクに慣れておかなくちゃな。

2016年6月5日日曜日

夏の香り、あしたかの香り


 ちょっと気が早いですが、麦茶を入れ始めました。煮出すのは私の仕事。薬缶から立ち上る香ばしい湯気に「ああ、夏が近いなぁ」と毎年感じずにはいられません。

 水出しではなく煮出しなのは私の好み。中でもお気に入りは画像の『はくばくの丸粒麦茶』です。

 あ、そうそう。麦茶といえば『ミネラル』と松島トモ子さんを連想される方が多いようですが、実はほとんど入ってません。汗を大量にかいたらミネラル分は別に摂取しましょうね。今は塩飴やタブレットなど手軽に摂取できる食品やサプリがたくさん出ています。「麦茶飲んだから大丈夫」ではないですよ。



 そして、もう一つ。施術室に無印良品の『インテリア・フレグランス』を導入。この白い陶器の筒の中にアロマのボトルが入っており、上から出ているラタンのスティックがボトルに挿してあるのです。このスティックに沁みたオイルがゆっくりと揮発して香りを広げる仕組み。

 香りは無印良品の『リラックス』というラベンダーや柑橘系などをベースにしたオリジナル・ブレンド。私はこの香りがお気に入りで、以前に超音波式のアロマディフューザーを使っていた頃はこればっかりだったので「ああ、あの香りね」と思われる患者さんもいらっしゃるかと。

 これで患者さんにリラックスして施術を受けてもらえると嬉しいなぁ……ってなワケで、本日もそろそろ開院です。ご予約のお電話、お待ちしております。

2016年6月3日金曜日

一日の終わりに。


 なんだかバタバタとしていたけど、個人的な小さな気がかりから解放され、心も軽く晩酌開始。今夜は自分へのご褒美としてキンキンに冷えたハイボール飲んじゃう♪ 普段は身体に障るから冷たいお酒はほとんど口にしないんだけどね。

 若い頃は疾風怒濤、波乱万丈、山あり谷あり、冒険冒険また冒険の生き方に憧れ、背伸びして頑張ってみたりもしたけど、今はこの変化のない静かな生活に充足しきっている。

 患者さんを笑顔で迎え入れ、笑顔で送り出す。出来る限りのことをやる。出来ないことは安請け合いをしない。暇なら暇で、施術室の隅で眠る愛猫楽太郎を横目で眺めながら、そーっと小さな音でハーモニカの練習をする幸福感は何にも代えがたい。

 でしゃばらない。偉ぶらない。嘘をつかない。万事控え目に。人との交わりは誰に対しても淡く、しかし情は深く。慎ましやかに贅沢はせず……って、これは先立つものがないので心配ないかw

 兎にも角にも今宵は私の知るすべての人の幸せを願いたい気分。

 なんでもない日、万歳、そして乾杯!

2016年6月2日木曜日

網代『和ダイニング あじあじ』の味に唸る。

 この店のことを知ったのはつい先週末のこと。

 『もとなび温泉』が終了し、東京へとんぼ返りする編集スタッフより、私たち地元組に「どこか途中で美味しいお昼を食べられるところはありますか?」と質問。

 御自身もグルメであり、広い人脈を持つ私の兄貴分、歯科医のH先生がそのネットワークを駆使して弾き出したのが、この『和ダイニング あじあじ』。

 曰く「熱海の飲食関係者が『こんな店があったなんて!』と打ち震えた」。曰く「1日で昼夜続けて通う人もいる」。曰く「有名芸能人が次々とお忍びでやってくる」。

 なーんか私のアンテナに引っかかって、いてもたってもいられず早速嫁さんと二人でお出かけ。

 国道135号から漁師町独特の細い路地の奥へ。とても飲食店がある雰囲気ではない。「目的地の設定を間違えたか?」と思い始めた頃に店の前へ出る。港に面した店は間口こそ狭いが(後で聞いたところ建坪わずか10坪)、場違いにさえ感じる都会的でお洒落な雰囲気。

 ちょうど開店したばかり。OPENの札を掛けようとしている女将さんに声をかけ入店。店内に入ってすぐに四人掛けのテーブル、そして奥に7〜8席のカウンター。

 カウンターの中には店名の入った野球帽をかぶったちょっと強面風のご主人。ランチの準備の仕上げに忙しく手を動かしている。

 本日のメニューは「カマスのフライ」か「ムギイカの煮付け」とのこと。それぞれ一つづつオーダー。お値段は2000円と2500円。どっちがどっちだったかな?

「ランチメニューは水揚げ次第。決まってなくて、その日入った魚によって変えてます」

 ご主人は「少しお時間みてくださいね」と言ったものの、程なく供されたのは、お刺身と小鉢が乗った朱色の半月盆。お浸し、イカ大根、カボチャの煮付け、生シラス。香の物。そしてお刺身は……「トロキンメにアジ、トビウオ、イカのヒレ(地方によってはズキンとか、カシラとか、エンペラとか呼ばれてる部分)、全部朝獲れ」と。ちょっとぶっきらぼうな物言いが、なんとも海の男、漁師町っぽい。


 ここで女将さんがご飯を出してくれる。私には容量たっぷりの“丸碗”、嫁さんには女性の小さな手にも持ちやすい“つぼみ碗”のお茶碗で。さりげなくも細かい気配り。「よかったらお代わりしてくださいね」と女将さん。

「魚は全部網代の地のもの、朝獲れ。わざわざ伊豆まで来て築地の魚出されたんじゃお客さん納得しないからね」とご主人。

 ちなみに私は魚の鮮度については実はちと五月蝿い。九州宮崎の実家の親父は真性の釣りキチ。自分の船を買い、ついには漁協に入って漁師の端くれにまで。一時期は親父が釣ってきたアジ、サバ、イサキ、タイ、イカなどなどを連日のように食べていたので、釣れたての地魚がどんな味かはよ〜〜く知ってる。かなり舌は肥えている。

 ただ、これはある意味不幸なことで、そんなレベルの魚をお店で食べようと思っても、普通ならば無理なハナシなのだ。ちょっと生臭かろうが、舌触りに違和感を覚えようが、周りに合わせて「美味しいですねぇ」と頷くしかない。

 しかし、そんな私が刺身を一切れ口に入れてぶっ飛んだ! 美味い! 本当に久しぶりに美味い刺身を口にしたよ。薬味? 醤油? そんなモンいらん! 素のままで魚が本来持つ旨味がプリップリの歯ごたえと共に口の中に広がる。

 あまりの美味さに陶然としていると主菜が登場。まずはムギイカの煮付け。ムギイカとはスルメイカの成長前の個体で、今の時期しか手に入らないのだとか。それを丸のままワタごと煮付けに。


 箸で切れそうな柔らかい身をそーっと取り上げてガブリと噛み付くと、口内に広がるのは『濃縮された海』の味。よく言う生臭い「イカ臭さ」は微塵もない。そして、その墨色の煮汁が染みた白飯の旨さよ。

 そして、もう一品のカマスのフライ。正直に言うと、これはあまり期待していなかったのだけど、サクサクに揚がった衣ごしに噛みしめると広がるカマス独特の甘み。



「ウゥッ! 美味っ!」っと、思わず声が出て、ハッと目を上げると、ご主人が嬉しげに目を細めて「刺身にしてもいいくらいのカマスを揚げてますから」とドヤ顔。

 さらに写真には写っていないけど、イワシのお吸い物がこれまた絶品。

「カタクチイワシを開いて頭と内臓を取り、湯引きをしてから出汁を取るんです。それにお酢で味付け。昔はこの辺の漁師の『沖あがり』として食べられてたけど、手間もかかるし、何しろ本当に新鮮なイワシじゃないと臭みが出るんで、今これを食べられるのはウチくらいかなぁ」とご主人。

 骨までホロホロのイワシ、絶妙な酸味、海から帰ってきた漁師さんの冷えた身体を温めたであろう優しい味。

 数多い小鉢もどれを取っても唸る味。よくある『単なる賑やかしの品数増やし』とは違います。上品な味のカボチャの煮付けの甘さが絶妙な箸休めだったなぁ。


 もうね、今こうやって文章書いてても、それぞれの味を思い出してツバが湧いて仕方ない。鮮度は抜群。仕事も素晴らしい。ご夫婦の応対も卒なく、押し付けがましくもなく、気持ち良い距離感。

 私は静岡に移り住んでもう長いが、伊豆で食事をしてこれほど感動したのは初めて。網代に一泊してでも夜の部にも行ってみたいなぁ。H先生、ご一緒にいかがです?




住所  熱海市網代279-31


電話  0557-68-1204


営業時間  12:00〜14:00,18:00〜22:00(ラストオーダー21:30)


定休日  火曜日