2017年9月19日火曜日

休診のお知らせ


誠に申し訳ありません。
緊急の院長所用により
9月20日(水)より
26日(火)まで
完全休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが
何卒ご容赦くださいませ。
施術をご希望の方は
9月27日(水)以降に
ご連絡をお願い致します

あしたか気功整体院 院長 加島拝

2017年9月8日金曜日

急性痛はとにかく冷やす!

 先日のことです。「さっき転んで膝が痛いから診て欲しい」と連絡してきたご近所のお婆さんから直前になって「痛くて歩いていけないから来てくれないか」と電話。

 その時点でピンときた私は、あるモノを引っ掴んで飛び出しました。

 お宅に伺ってみると案の定です。前方に転んで左膝を着くようにして受傷。膝以外の部位は大丈夫なよう。患部を触診。骨折はしていないようですが、全体に腫れがひどく、打撲部位に内出血。膝裏ハムストリングスの付け根に筋違いの兆候。

「これは今は触れないから、このアイスバッグに氷を入れて痛いところに当てて、20分冷やして2時間空けてを明日いっぱい繰り返してね」と。



 その翌日、ご家族に補助してもらって病院に行ったところ、私の見立て通り。

「すぐに冷やしたのが良かった。もし冷やしていなかったらこの程度では済まなかった」と言われたとか。

 打ち身(打撲)や肉離れ(筋挫傷)などの急性痛の応急処置は、まず冷やすこと。これをやるのとやらないのとでは、その後の痛みの度合いと回復の速度が大きく違ってきます。

 サッカーで他選手とぶつかってのたうち回る選手の患部にすぐさまコールドスプレーを吹きかけるのも、野球の投手が試合後に肩をアイシングするのも理屈は同じです。

 ただし、冷やしっぱなしだと凍傷の危険があります。

 適切なサイクルは、20分冷やしたら2時間空けての繰り返しで2日間。『2(0):2:2』と覚えておいてくださいね。

2017年8月25日金曜日

お掃除は楽し♪


 毎年8月は『ニッパチの客枯れ』だからと呑気に構えていたら、どうしたワケだか千客万来。ブログ更新もままならぬ忙しい日々を過ごしております。やっぱり景気は上向いているんでしょうねぇ。

 いつもは日中の患者さんの来ない時間を見計らってやっている床の拭き掃除ですが、今月はなかなかその時間が取れないので、今朝早起きして頑張りました。夏場は素足でおいでになる患者さんも多いし、それでなくとも猫が3匹も4匹も出入りする家です。本当は最低でも週に一度はやらなくちゃならないのだけどなぁ。

 施術ベッドや椅子、テーブル等々をあっちにやり、こっちにやりしてモップ掛け。やり始めたら楽しくなって、ついでだからと廊下とリビングも。迷惑顔の猫たちをモップで追い立てながら拭きあげて、床は綺麗に、私は汗びっしょりになりました。お掃除とかお片付けって、昔は大嫌いだったのに、いやはや人ってのは変われば変わるものです。

 さて、これで今日も気持ちよく患者さんをお迎えできますよ♪


2017年8月11日金曜日

夏季臨時休診日のお知らせ


8月14日(月)を
休診とさせていただきます。

 「先生、夏休みなしですか? 稼ぎますねぇ」と呆れられましたが、決してそんなことはありません。

 暑いの嫌いで人混み嫌い、そもそも出不精な性格ゆえ、この時期はクーラーの効いた施術室でハーモニカをプカプカやってるのが快適。だったらついでに仕事も受けちゃおうって程度のこと。普段から遊んでるんだか働いてるんだか分からないような極楽トンボですからねぇ。

 ってなワケで、お盆休みに御用とお急ぎでない方は当院にてお身体のメンテナンスは如何ですか? ご予約ご用命のお電話おまちしております。

2017年8月8日火曜日

老骨にムチ打ち無用(新・必殺仕置人風で)

 恥ずかしながらクルマで事故りました。

 出張施術の帰路、国1バイパスのとある交差点、対向車線の右折レーンに救急車が鼻先を突き出している。赤色灯を回しサイレンを鳴らしての緊急走行中。「あ、止まらなきゃ」とブレーキ。無理なく停車……と、後ろからドーンッ! 車体ごとケツが浮きました。般若の形相で振り返ると、後続の車両の運転席から「ゴメンね、ゴメンね!」とばかりに手刀を切りつつ頭を下げる老齢の男性。ああ、オカマ掘られちゃったのね。



 その後は、クルマを路肩に寄せて、警察を呼んで、お互いの連絡先を交換して、保険会社に連絡して……と御決まりのパターン。って、これでも私、クルマで事故ったの生涯初めてなんだけど、怒りもせず、焦りもせず、慌てもせず、淡々と。我ながら人間が練れてきたのかも。先方の老夫婦にも「お身体、大丈夫でしたか?」と気遣う余裕を見せたところで……あれ、なんかおかしいぞ?

 頭から血の気が引いている。なんだかクラクラして座り込みそう。すぐに頸部の動作確認。右向いて左向いて俯いて仰向いて……「あ、ズレたな」。そりゃ本職ですもの、分かります。

 そんな私の様子を見て、交番のお巡りさんは「救急車呼びますか? となると物損ではなく人身になるので本署の交通課にも連絡しなきゃ」と。

「いや、どうぞご心配なく」

 だってさぁ、出張施術の帰路に白い施術衣を羽織ったまま、お巡りさんの質問に「私の職業は整体師です」って答えといて、自らが「ムチ打ちです。首痛いです。救急車呼んでください」って言えるもんかよ。それにさ、病院に行ったってムチ打ちに対処できないのは私自身の患者さんたちからリサーチ済み。

 まぁ、なんとかするさ。ムチ打ちの症例の際には九分九厘ズレている骨に、手を背中に廻して指を添わせ、私が施術する際は「はい、○○をゆっくり××してください」と誘導しつつ行わせる動作を自ら行う。そして、骨に添えた指にグッと力を込める……

「うわ、痛ってぇ〜!」


「クチュッ」

 小さな、でも聞きなれた音が自分の脊椎から、鼓膜経由ではなく骨伝導で脳まで届く。これで本当に大丈夫。筋違えの痛みは一週間ほど残るだろうけど、日にち薬でスッキリ治る。この見立てが外れるようなら、整体師を廃業して腹も切る! それくらいの覚悟を持って日々お仕事していますよ。


2017年7月28日金曜日

向き、不向き



「鍼に通ってるんだけど、ちっとも良くならなくて」と、腰をかがめた腰痛の患者さん。伸ばしたり反らすと辛いとのこと。

 いつもの通りの施術。来院された方ならご存知でしょうが、当院の施術は仰向けになったり、うつ伏せになったり、椅子に座ってもらったり、身体を捻ってもらったりと、少々注文が多うございます。『腰が痛い人にそんな動きをさせるなんて!』と思うでしょ? ところがどっこい、施術の手順には、それさえも織り込み済み。

 術後に患者さん曰く「やってもらってる最中から、動くのがどんどん楽になってくるのがわかりました」と。動作確認してもらうと琴奨菊ばりに思いっきり弓ゾリになって「全然痛くないです」と笑顔。

 上記は良くあるケース。はっきり言いますが、腰痛に関しては鍼灸よりも当流のような整体整骨術の方が適しているし即効性があります。

 これは私自身の体感ですが、急性慢性問わず腰痛の原因の約八割は骨盤の歪みと腰椎関節突起のズレが原因です。鍼灸がどんな理屈理論で腰痛に対処しているかは良く知りませんが、これをあの細い鍼だけで動かそうと思ったら、よほどの段取りと時間が必要なことでしょう。

 だったら、少々野蛮で乱暴ではありますが、直接骨に指をかけて「エイヤッ!」とばかりに動かしてしまった方が手っ取り早いのです。

 とはいえ決して鍼灸を否定しているのではありません。鍼師にも漫画『ブラック・ジャック』に登場したキャラクター琵琶丸のような凄腕の療術家がいるとも聞き及んでいます。ただ、どんな医術療術にも『向き、不向き』があります。私も良くこんな冗談を言います。

「手や足がポッキリ折れて、骨が皮膚を突き破っているような状態で『先生治して』とうちへ来たって駄目ですよ。そんな時こそ、◯◯さんが『腰が痛いって言ってるのに、人の顔を見もしないでパソコンの画面を覗き込んで、出すのは鎮痛剤と湿布薬だけ』といつもブーブー文句を言ってる整形外科医さんに駆け込まなきゃ」

 それでも、これまでに腰椎圧迫骨折で来院された方が3名、肩鎖関節完全脱臼で来院された方1名。いずれも、すぐに「俺じゃ手に負えんわ。すぐに病院に行って! 何なら今ここに救急車呼ぶッッッ!」と。もちろん、いずれの方からもその際の施術料を頂いておりませんが、いずれの方からも、今においても厚い信任をいただいております。

2017年7月26日水曜日

熱中症対策:経口補水塩の作り方


 熱中症対策について、その2です。

 失った水分を速やかに補うことのできる『経口補水塩』の作り方を紹介します。

砂糖ひとつかみ(大さじ4.5、40グラム)
塩ひとつまみ(小さじ1/2、3グラム)
水1リッター

 上記を混ぜ合わせた液体は、真水の25倍もの速さで体内に吸収されます。大塚製薬が製品化している『OS-1』などと基本的には同じです。

 脱水症状が疑われる不調の際にイオン飲料やOS-1などが手元にない時、これを作って飲んでみてください。吸収率が高いのでガブ飲み一気飲みは厳禁です。また、作り置きはしない方が良いでしょう。

 さて、以下余談ですが……

 最近、都会の個人病院などが『元気になる点滴』を自費診療として行なっているんだとか。血中に直接流し込んで元気になるお薬って何でしょうねぇ? まさかヤバ薬? そんな便利なお薬があるのなら、なぜ保険診療に含まれないんでしょうねぇ?

 これはネタバラシをすると、輸液中の薬効成分(病院によって色々言ってるみたいです。ニンニクなんちゃらとか、ホメオパシーなんちゃらとか)にそんな効果はなく、輸液自体による水分と電解質の補充による効果。そして、この輸液ってのは種類は色々とありますが、基本的には上記の経口補水塩や、あるいはポカリやアクエリアスなどのイオン飲料と同じもの。

 つまり、このボッタクリ点滴を受けて「元気になった!」と感じる人は知らず知らずのうちに軽い脱水症状となっていたってこと。

 しかしまぁ、サロンのような清潔で豪華な病室で、美しい女性看護師さんにかしずかれて、高価な点滴を打ってもらってるセレブなアテクシ……ってのを自撮りしてインスタグラムやフェイスブックにアップして元気が出るなら、それはそれで良いのかもねぇ。

2017年7月25日火曜日

隠れ熱中症に注意を!


 毎年のように「今年の暑さは異常だ」と言っているような気もしますが、暑いものは暑いんだから仕方ない。しかも「暑い」と感じる期間も年々長くなっているような?

 もしかしたらそのせいなのか、今年は6月半ば頃から「隠れ熱中症」と思われる症状の患者さんがお見えになっています。頭痛や疲労感、背中や腰の張り、就寝中のこむら返り、朝の起き抜けから体が重いなどなど。これらは骨の歪みや筋肉のバランスの崩れから起こる場合もありますが、この時期は特に熱中症の初期症状を疑うべきです。

 先日お見えなった患者さんは「でも、水分はしっかり採ってますよ。私、炭酸水が大好きで……
」と。「では塩っ気は?」と聞くと、考え込んでしまわれました。

 いくら水分だけ取っても、おしっこや汗と一緒に流れ出た塩分は補給できません。それどころか、塩分不足のまま水分だけを摂り続けると「自発的脱水」が起こる危険性があります。簡単にいうと、体の中の塩っ気が薄まって症状を悪化させてしまうのです。

それでなくとも夏場は食欲が落ちるため、普段よりも食事で摂取する塩分が少なくなる傾向にあります。この時期こそイオン飲料や経口補水液を活用していただきたいのですが、「ポカリスエットなんかは甘すぎて……」という方は、塩飴や塩分補給タブレットなどで上手に塩分を摂取してくださいね。

2017年7月20日木曜日

開けゴマッ! じゃなくてペットボトル!! 

 数年来のお馴染みさんである高齢の御婦人が来院。

「熱中症に注意して、水気と塩っ気をしっかり摂ってくださいね。一日に1.5リッターが目安ですよ」

 毎夏のことではありますが、私はこの時期、高齢の患者さん方に対して心配性のお母さんのように口うるさくなります。命に関わる問題ですから。また、ご高齢の方はエアコンを『贅沢品』と思われている方も多いので「エアコンは今や『生命維持装置』ですよ」と口すっぱくして。

「しっかり水分補給しているつもりでも、食事やお茶からだけでは不足しがちですから、500mlのペットボトル1本分はイオン飲料(ポカリ・スエット等)や経口補水液(OS-1等)で摂取した方がいいですよ」

「ええ、でもねぇ……キャップがねぇ……」

 若い人にはどうってことないペットボトルの開封も、高齢の方、特に女性にとっては一苦労。そこでオススメしたいのがペットボトル・オープナー。

様々な形状方式の商品が発売されていますが、
ネットで評判の良いのはエコー金属製のこちら。
100円ショップのセリアで購入。

見たままの使い方で説明いらず。軽い力で開封できます。

缶飲料のプルトップも楽にプシュッと。

 高齢のご家族のいらっしゃる方は一度「ペットボトル開けるの大変じゃない?」とお聞きになってみてください。また「ねぇ、これ開けて」と頼まれることが多いなら、なおさら。

「自分では開けられない。人に頼まなければいけない」というのが心理的負担になって、それが水分補給を妨げるようなことになっては絶対にいけません。是非とも一つ購入して「お母さん、これ使ってね」と勧めてあげてください。この商品は裏面に磁石付きで、冷蔵庫にくっつけておけるので、いざという時に探す手間も省けますよ。

2017年7月14日金曜日

職人仕事に言葉は不要。

 昼飯を食べ終えて、午後の『ひよっこ』再放送を待っていると玄関チャイムが鳴る。

 あれ、午後の予約は1時半からだよな?……と出て行くと、「センセー、イルー?」と、7〜8年来のお馴染みさんである浅黒い巨漢のバングラデシュ人のクルマ屋(中古車輸出業)の社長が立っていた。

「トモダチ、コンビニデ会ッタ。足痛イ。スグ連レテキタ。診テネ、オ願イ」

 社長氏の背後には同じく浅黒い肌の髭モジャ巨漢。立っているのも辛そう。掛け時計を見上げて時間を逆算。ギリギリだけど、なんとかなる。

「よござんしょ、すぐ診ます。さぁ入って」

 足を引きづりながら入って来た友達氏の動きで大体は察しは付く。サクッと触診、動診。思った通り、足部にあるリスフラン関節の亜脱臼。施術台に仰向けに寝てもらい、患側の膝を立ててもらう。

「かなり痛いかもしれないけど、大丈夫?」

 社長氏通訳。ゴニョゴニョと彼らの言葉で会話。

「ダイジョブ、許可イラナイ。痛クテモイイ。必要ナコト、ヤッテ」

 ならばと遠慮なく術を施す。ガンッッ!

 瞬時に身を仰け反らせる友達氏。

「ごめんねぇ、痛いよねぇ。でも、もう一回!」と、ガンッッッ!

 再度仰け反り、嗚咽を漏らすまいと歯を食いしばる。

「さ、これで早ければ明後日には普通に歩けるようになるから、そしたらもう一回診せに来てね」と帰したのが4日前。

 言葉の問題もあって、ロクな説明もできなかったから、痛みと恐怖感ばかりが残って、もう来ないかもなぁと思っていたら……

 今日の正午過ぎのこと。やはり『ひよっこ』の午後の再放送を観ているとピンポーン。出て行くと玄関先に件の友達氏。

 招き入れるとスタスタと院内へ。聞けば、私の言葉通りに足部の痛みは術後翌々日には綺麗サッパリ消えたとのこと。そして……

「今ハ、ココ(背中)痛イ。コッチ向クト、ココ(首)モ痛イ。治ルカ?」

 えーとねぇ……


 そうは言っても、彼らが看板の『完全予約制』の漢字を読めるはずもなく、まぁ仕方ないわな、と(笑)

2017年7月9日日曜日

看板猫の世代交代?



 今日は暇なら陸上自衛隊富士学校の学校祭を覗きに行くつもりでいましたが、蓋を開けてみれば幸か不幸か……ではなく、幸いなことに千客万来。次々とおいでになる患者さんの施術に追われる一日。

 二匹の新参猫はすっかり落ち着いて座敷で食っちゃ寝……と安心していたら、8歳のキジトラ雄猫ワクさんが戸の外でアオアオ。何事かと思い開けると、施術室に入って来て、施術を終えたばかりの高校球児にモフモフ(猫を撫でるの意)されたり、ゴッチン(おでこを擦り付ける親愛の行動)したり、お膝に抱っこされたり、ひとしきり遊んでもらってから満足げに出て行きました。

 これまで施術室は先住の黒猫、楽太郎の縄張りでした。よって、彼が当院の看板猫だったのですが、怖がりで人見知りな性格なので、正直おもてなし係としてはちょっと不適格。

 これはもしかして……看板猫の座(つまりは真夏に冷房の効いた施術室で涼める権利)を巡る熾烈な争いが起こりそうな予感。さて、どうなりますことやら?

2017年7月7日金曜日

突然ですが、家族が増えました。

三毛猫のミケさん、なんとビックリ24歳。

キジトラのワクさん、8歳(推定)。

元々は出張施術に伺っている高齢の御婦人Nさんの飼い猫。Nさんは歩行困難が進み、ついには車椅子。猫たちの世話も難しく「こんなに大きくちゃ誰も引き取ってくれないし、私は歩けないし、どうしようもないですよ。本当にどうしようもないですよ」と泣きの涙。

 ここであしたか院長、漢気を見せました。……なーんて大したモンではなく、二匹とも院長に懐いていたこともあり、これも何かの御縁。

「二匹とも私が責任を持って預かります。ただし、もしかしたらミケさんは年齢的にうちで最期を看取ることになるかもしれません。それは覚悟してください。その代わり、Nさんは『どうしようもない』なんて口癖は金輪際止めて治療とリハビリに専念してください。せめて家の中だけでも自分の足で歩けるようになれば、また猫たちも戻って来れるでしょ?」

 でも……でもねぇ。私も、Nさんも、そしてきっとNさんのご家族も感じていることは同じだと思います。『時の流れには誰も逆らえない。そして命には必ず終わりが来る』ってことを。私がやったことは、言葉とは裏腹にNさんの仕舞い支度のお手伝いなのかもしれません。

 それでも、愛する猫たちの行く先が決まり、大きな気がかりが消えた瞬間のNさんのパアッと輝くような笑顔を見て、私は「これで良かった」と思っています。現代医療の作法からは大きく逸脱した行為であり、それ以前に私は単なる『おバカなお人好し』なのかもしれません。ま、それはそれで良うござんしょ。そもそもあっしは時代遅れの男でござんす。

 なお、一番割りを食ってるのは元々うちで飼ってた先住猫のシュウと楽太郎。突然知らない猫が自分たちのテリトリーに侵入してきてビックリ。外に飛び出したまま帰ってきません。ちょっと可哀想だけど、あいつらも元々は血統書とは無縁のミソッカスと野良猫。きっと折り合いをつけてくれることでしょう。

2017年7月3日月曜日

本日午前中休診


 机を動かし、骨格図や筋肉図を外し、掛け時計を下ろし、ついに閉院店仕舞い……ではなく、本格的に暑くなる前にエアコンのクリーニング。本日午前中休診いたします。午後からはリフレッシュした涼風と共に皆様をお迎えいたします。

2017年7月2日日曜日

陽気病み? 天気痛?


 毎年、梅雨時になると不思議と「何が原因かは分からないんだけど……」と頭痛や首肩の張り、体調不良を訴える患者さんが増えます。

 中には病院へ行ってMRIまで撮ってもらったのに「なんでもない」と言われたと肩を落とす人も。私としては重篤な病気の心配がないのだから、逆に喜ぶべきだとさえ思うのですが「原因不明の苦痛」ってのは、理屈抜きに人を不安にさせるもののようです。

 私に言わせてもらうなら、この手の違和感や痛みの原因の多くは『陽気病み』です。特に梅雨時は前線の活動による気圧の乱高下がおきやすいので、これが原因となって体調を崩してしまうのです。

 しかし、これはあくまで私の個人的な施術経験からによるもの。統計を取った訳でもないので、エビデンス(証拠)に乏しいと言われればそれまで。

 それならば……と書店に走り、以前より気になっていた本を購入。ちょっと勉強いたしましょうか。

 ちなみに、当院では『陽気病み』の患者さんには全身の骨格バランスおよび巡り(循環器系リンパ系)の調整を施すことにより、症状の緩和改善を行なっています。

2017年6月27日火曜日

年齢と回復力

 腕立て伏せの際に「限界まで追い込む!」とばかりに歯を食いしばって力を振り絞った瞬間、右肘に『ビシッ!』と激痛が走ったのが4月の半ば。

 用心のために腕立て伏せと腹筋ローラーを一時中止。痛みが取れるまで約1ヶ月、違和感が抜けるまでさらに1ヶ月。完治まで2ヶ月以上の時間がかかりました。

 症状としては軽い筋挫傷(筋違え)。若い頃なら一週間も安静にしていれば治ってしまっていたのですが、やはり年齢とともに回復力は落ちているのですねぇ。



 昨日から久しぶりの腕立て伏せ&腹筋ローラー。受傷前は腕立て伏せ3セット×20回出来ていたのが、5回でもう身体が上がりません。腹筋ローラーは以前と変わらず3セット×10回をこなしましたが、今朝は筋肉痛でお腹が痛いです。

 いやはや、健康のために始めた運動で身体を壊してしまっちゃ元も子もありません。こういうのを『年寄りの冷や水』というのでしょうねぇ。今後は『限界の1歩半手前で止める』ことを心がけましょう。

2017年6月25日日曜日

8時間労働+残業なんて無理

 昨日はどうしたワケだか千客万来。ありがたいことです。

 一般的な労働時間に換算すると……8時間労働+2時間の残業ってトコロ。「それくらい当たり前。大したことない」と思われるかもしれませんが、私にとっては異常事態。もうクタクタのヘロヘロです。

 なんとか最終枠の患者さんも笑顔にして送り出すことができましたが、これを「毎日やれ!」と言われたら「無理です。出来ません!」と即答するでしょう。そりゃ毎日7〜8人の患者さんが来院してくだされば、それこそ『按摩の掴み取り』で、あっという間に倉が建つでしょうが、その前に私が潰れてしまいそうです。

 繁華街にテナントを借りて営業している整体院やマッサージ店は毎日こんな感じなのかしら? だとしたら到底私には勤まらないなぁ。


 ちなみに……毎年、お馴染みさんへご挨拶代りにお配りしている手拭いに、上の画像のような絵を入れています。『よろず・りょうじ・うけたまわり・ます』。明治以前の骨継ぎはこんな木札を軒下に掛けて看板代りにしていたとか。

 『大岡越前』だったか『江戸を斬る』だったか、とにかく大昔に見た時代劇にも出て来ました。

 木札を掲げていたのは裏長屋に住む浪人者で、骨継ぎで日銭稼ぎ。とはいえ、あまり金儲けに熱心とは言えず、患者が来なければ釣竿持って川へ行くか、居酒屋で安酒をチビリチビリ。そんな性格だから仕官の口も見つからない? 着物はツギハギだらけ、刀は質屋に入っているので腰に差しているのは竹光。骨接ぎの腕は確かなので近所の者からは「先生、先生」と呼ばれちゃいるが、決して尊敬されているワケではなく、裏では「あの人はアレだからねぇ」と半ば呆れられている状態。それでもご当人さんは馬耳東風もどこ吹く風。

 私の理想とする日常はまさにコレ。

 サウイフモノニ ワタシハナリタイ……って、既になってるかもなぁ(笑)

2017年6月21日水曜日

開脚チャレンジ 〜3ヶ月目経過報告


 脚の開度に大きな変化はないものの、骨盤がそれなりに前傾するようになって来ました。これもたゆまぬ日々の努力の賜物……と自分だけは自分を褒めておきましょうw

 ちなみにストレッチを行うのは日曜を除く週六日。NHK『ひよっこ』の朝の放送を観た(正確にはイノッチと有働さんの“受け”まで観た)直後にスタート。何かを習慣にする場合は、すでに習慣となっている別の行動とセットにさせると効率的(?)です。

 なお現在のメニューは以下の通り。

1、立位での背伸び(及び脇伸ばし、胸椎ねじり)
2、仰向けでの大腿四頭筋伸ばし
3、仰向けでのハムストリングス伸ばし(手拭い使用)
4、椅子に座っての四股による内転筋群伸ばし
5、座位での脚組みストレッチ3種(片足開脚、ハムストリングス、クロスレッグ)
6、足裏合掌
7、開脚クッションを使っての長座前屈&長座開脚

 どれも必ず2セット。左右がある場合は、可動域が広く、動かしても痛みのない右脚からスタート。理由があるのですが、それについて書くと長くなるのでまた後日。

2017年6月20日火曜日

懐かしの味


 先日補充したばかりの待合スペースの飴ちゃん。気づけばもう残りわずか。さすがは人気ナンバー1のハイチュウ。ってなワケで今月二度目の補充をば。

 嫁さんのお供でスーパーへ行ったついでに購入して来たのは定番駄菓子の『クッピーラムネ』と、ガキの頃に好きだったのに最近見かけなかった『アーモンドグリコ』。我ながら昭和なセレクトだねぇw

 一足お先に懐かしの味を堪能。どうぞ皆様も遠慮なく手を伸ばしてくださいね。さぁ、今日も頑張りましょう!

2017年6月19日月曜日

フェイント?



「むかーしさ、山梨の方にギックリ腰を治す名人の爺さんがいてさ」

「ああ、聞いたことあります。俗にいう『一発屋』さんですね」

「そうそう。行くと『おう、そこ座れ』なんて横柄な爺さんでさ。そんで『今日は天気がいいなぁ』なんて世間話を始めたと思ったら、突然ドンッ!って背中を小突かれて。それで不思議と痛みが取れてたんだよなぁ」

「あはは、今の時代はそんな乱暴な施術できませんけどねぇ。さ、ちょっと膝を立ててもらえますか?」

「こうでいいか?」

ドンンッッッ!!!

「うわ! ビックリしたぁ」

「はい、これで立って具合を見てください」

「お……あれ、なんだ? 痛くねぇな」

 「やらない」と言ったそばから昔日の一発屋さんと同じマネ。我ながら人が悪いと思いますが、これって療術家にとっては有効な裏技的テクニックだったりするのです。患部を触られると緊張してしまう人や、関節を整復するのに大きな力をかける必要がある部位など、こういった『フェイント』が有効。

 もちろん、患者さんに痛みを感じさせず、なおかつ瞬間的に正しい方向に大きな力を加えられるようになるには相応の修行や経験が必要ですけどね。

 あ、念のために申し上げておきますが、こういう施術を患者さん全員が全員に施しているワケではありませんよ。ほとんどの方は終始心地よく夢見心地で施術を受けていただいています。どうか怖がらないでくださいね……って、この言葉がフェイントじゃないかって? 大丈夫ですってば。あしたか院長は正直者のやさしい先生、怖いのは顔だけですよ(笑)

2017年6月16日金曜日

金曜日のお楽しみは『アマゾンズ』


 『仮面ライダーアマゾンズ』はネット通販大手Amazonの動画サービスで配信しているオリジナル番組。

 Amazonが同名の昭和ライダー『アマゾン』をリメイクするというジョークのような企画だけど、これが素晴らしく良く出来ていてすっかりハマっています。十二分に大人の鑑賞に耐えうるクオリティのダーク・ファンタジー。更新日である金曜の早朝にはコーヒー片手に視聴。

 現在シーズン2の終盤。クライマックスに向けてストーリーは混沌。一切の希望や救いを感じさせず、ひたすら破滅的で悲劇的な結末に向かって加速……してる?

 ちなみに院長が継続視聴しているドラマはこの『アマゾンズ』とNHK朝ドラ『ひよっこ』のみ。『ひよっこ』は悪人が一人も出てこない、あまりにも優しすぎる世界。我ながら両極端すぎるなぁ。

2017年6月14日水曜日

雪駄


夏に向けて雪駄を新調しました。鼻緒は蜻蛉柄。
蜻蛉は「後ろ向きに飛ばないから」と
武将などが好んで意匠として使い、
別名『勝ち虫』と呼ばれていました。

また『古事記』にある日本(本州)の古称「大倭豊秋津島」は
神武天皇が国土を見渡して「形がトンボのようだ」と
言われたことに由来しているとか。


底は強化ゴム貼り。俗に『アメ底』といわれています。

雪駄は小さめのを爪先にチョイと浅く引っ掛けるように
するのがカッコいい履き方と言われています。

私はジャストサイズを深めに履き込んで
踵が雪駄から浮かないように
足指にグッと力を込めて歩くのが好きです。

さて、これを履いてトンボのように出張施術へ。
今日も一日頑張りましょう!

2017年6月13日火曜日

按摩の掴み獲り?


 隣町にある整体院が店を畳んだようです。そこは主にダイエットを売りにしており、度々無料配布のタウン誌に広告を打っていました。先日、その店の前を通ると看板は降ろされ、店内の明かりは消えていました。

 近隣の同業(?)が店を畳むのは私が知るだけでも確か6店目だったはず。カイロ、タイ式マッサー、スポーツ整体などなど、次々と現れては消えて行きました。よく「起業の六割が一年以内、八割が五年以内に倒産」と言われますが、この趨勢を眺めていると、なるほどその通りだな、と。

 『按摩の掴み獲り』という古い言い回しがあります。「元手が掛からず入り銭は全て懐に入るボロい商売」と手技療術を揶揄した言葉。しかし当然ながらそんなに簡単な商売ではありません。もし、誰かに「自分も整体院を始めてみたい」と相談されたなら「まぁ、止めておきなよ」と数々の苦い経験談を語って思い留まらせることでしょう。

 世の中に楽な商売なんてないんです。それでも私がなんとか10年近く続けてこれたのはただ一重に『運』と『縁』に恵まれたおかげ。

 卓越した師匠に出会い、その技術を伝授していただいたのも、師の教えを厳守しつつ患者さんお一人お一人と真摯に向き合い、信頼いただけるようになったのも。それから、ドン底景気の真っ只中で後先考えずに起業した私を支えてくれた家族も。

 どれ一つ欠けても今の私はここにはいません。「自分の力だけで続けてこられた」なんて口が裂けても言えません。四方八方に足を向けて寝れない人ばかりで、本当なら立ったまま睡眠を取らなくちゃいけないくらいです。

 ……とか何とか調子に乗って『私の履歴書』的に語っちゃいましたが、その実は吹けば飛ぶよな小商い。正直申し上げて『掴み獲り』には程遠いです。

 英語で『その日暮らし』を“HAND TO MOUTH”と言います。直訳すると「手から口へ」。私はこちらですかねぇ。二本のお手手を使って、どうにかこうにか糊口を凌いでいる、と。

 久々に「深いい話」風のブログを書こうとしたのに、まさかダジャレで締めることになろうとは(笑) どちらさんもお後がよろしいようで。


2017年6月12日月曜日

モナ王

「もう随分前にさ、頼まれて後援会に名前を貸したのさ」

「政権取って、あんなことになる前ですか?」

「そうそう、あの頃は何か美味いこと言ってたからさ、俺も少しは期待してたのよ」

「若いし、背は高いし、顔を良いし、誠実そうでしたしね。実際はどうだか知りませんけど」

「でさ、こないだ久しぶりに封書が来たのよ」

「県知事選も近いですしねぇ」

「それでさ、ほら、封筒にさ、印刷してあるじゃない。名前とか、事務所の住所とか。その政党名が修正してあってさ」

「党名、変わりましたからねぇ」

「古い封筒が在庫あるから修正して使うってのは分かるよ。でもさ、茶色のクラフト紙の封筒に、白い修正テープを雑に貼ってるだけ。ぞんざいにも程があるって。少なくともうちの会社じゃ、そんなもん客先には送らせないよ。だって、あまりにも失礼じゃん」

「ですよねぇ」

「しかもさ、新しい政党名がどこにも書いてないんだよ。ってことは……」

「泥舟から逃げる準備をしてるって噂もありますからねぇ。んで、中身はなんだったんですか?」

「知らない。腹ぁ立ったんで、開けないで捨てちゃった」

2017年6月9日金曜日

あら、生えてたのね!?


 日中、時間が空いたので散髪へ。いつもの格安理髪チェーン店。

 店に入って椅子に座ると、こちらが希望を言う前に「横は一番短いバリカンで刈り上げて、上も短く、ですよね」と。すっかり顔とオーダーを覚えられた模様。多い時には月に2回、何年も通ってれば当たり前か?

 バリバリッ、ザクザクッと手早くやっつけてもらう。顔剃りシャンプーも含めて20分もかからず完了。

 これでも若い頃は、整髪料つけて撫で付けたり、肩に届くほど伸ばしたり、染めたり、パーマかけたり、芸能人の写真を持参して「これと同じに」と注文したり、アレコレやったんですよ。そんな紆余曲折を経てたどり着いたのがコレ。

 似合うとか似合わないとか、カッコいいとかカッコ悪いとか、私にとってはもう関係ないこと。そもそもこの歳になって今更色気づいたって気持ち悪いだけだし。

 アップルの故スティーブ・ジョブズは「服を選ぶ時間が勿体無い」と、全く同じ色とデザインの服を毎日着ていたとか。私の髪型もそれと同じ……というとカッコ付けすぎか(笑)

 私の場合は散髪する時間まで惜しんで働かなきゃいけないほどの激務をこなしているわけではなく、どちらかと言えば時間を持て余している方なのですが、それでもあれこれ迷ったり悩んだりする時間は楽しいと思えません。選択肢は少ない方が精神衛生上健全。すべからく人生はシンプルな方が良いというのが信条です。

 んで、ここから笑い話。数年前のことです。患者さんを施術しながら世間話。芸能人の髪型についてアレコレと辛辣トーク。と、どうも患者さんの反応がおかしい。何かを気にするような考え考えの受け答え。あれ、私何か失礼なこと言ったっけ?

 その日は妙に暑くて、施術を終えると頭に巻いた手拭いは汗でビッショリ。それをむしり取ってお見送りの一礼。と、患者さんが独り言のようにポツリ。

「あら、生えてたのね」

 ああ、そういう事か(笑) 以来、患者さんを送り出す際には必ず頭の手拭いを取るようにしています。患者さんに要らぬ気遣いをさせちゃいけないし、そもそも頭にものを乗っけたまま挨拶するのって本来は礼を逸していますしね。

2017年6月8日木曜日

座右の銘は?

 最近、Facebookの自分のページを開くと、プロフィールを充実させましょうとばかりに次々と質問が表示されます。

 正直に言うと余計な御世話じゃ(笑) 「趣味は?」とか「行ってみたい場所は?」とか「好きな食べ物は?」とか、リア充アピール大好きなオカマちゃんとか、婚活中のお嬢さんならともかく、アラフィフのおっさんのその手の情報を誰が欲しがる? っていうか、下手に情報を充実させて「あそこのセンセー、頭の中はバイクとハーモニカと焼酎ばっかりじゃん」と呆れられるのも怖いしなぁ……などと、心の中で秘かに悪態をつきながら画面に目をやると


 この質問に虚を突かれました。はて、私の『座右の銘』って何だったけ?

 私にも野望を胸に秘めた瞳キラキラな若者だった時代がありました。その頃はあったような気がするんですよ、座右の銘。なんか「天下取ったる!」みたいなスケールのでっかい偉人の言葉。それがなんだったか、誰の言葉だったか、今となっては思い出せないw

 その代わりと言ってはなんですが、ここ数年、よく口にするのがこの言葉。

「人生なんざ潮時(しお)で決まるもんでさぁ」

 これは司馬遼太郎の名作歴史小説『竜馬がゆく』に登場する架空の人物、盗賊寝待ノ藤兵衛の言葉。

 高知から江戸へ剣術修行へ向かう坂本竜馬に道中で出会い、その人物に惚れ込み押しかけ子分となった裏稼業の中年男。東海道を二人旅の途中、初めて富士山を見上げた竜馬が「富士山のように日本一の男になりたい」と青雲の志を口にする。何度も東海道を往復している藤兵衛がそれを聞き、道端の蓼を食みながらポツリと漏らした言葉。いかにも酸いも甘いも噛み分けたおっさんならではのセリフ。

 作中では主人公の坂本竜馬だの、西郷隆盛だの、勝海舟だの、高杉晋作だの、近藤勇や土方歳三、沖田総司らの新撰組隊士だのがカッチョいいセリフを吐いてたはずなんだけど、それは全く思い出せない。っていうか、綺麗さっぱり忘れてしまっている模様。

 それなのに架空の人物の、半ば後ろ向きとも受け止められるセリフはしっかりと脳裏に刻み込まれているから不思議。強いて言うなら、これが座右の銘かなぁ?

 さて、これを自己紹介欄に書き込むとして、もし海外のFBF(フェイスブックを通した友達)に説明するのに、コレを英語でなんていう? 調べてみたら、あっさりと解決。

“Timing is Everything”

 なるほど、そのまんま。上記は慣用句として通用するようなので、欧米の人も『潮時』ってのを感じているのかねぇ……とか感じ入りつつ、これをFacebookの自己紹介欄に書き込むつもりは、今のトコロなかったりするのですがw

2017年6月6日火曜日

梶原一騎シンドローム


 かつて梶原一騎という漫画原作者がいました。

 『巨人の星』や『あしたのジョー』、『空手バカ一代』といった名作を次々と生み出し、『スポ根』モノと呼ばれるジャンルを確立した国民的売れっ子です。

 彼の作品において見られる典型的なパターンは、主人公が強敵や困難に対し、肉体的精神的に限界を突破するような超絶鍛錬を経て、敵に打ち勝ち、壁を乗り越えていくというストーリー展開。『特訓』という言葉が現在のように広く人口に膾炙するようになったのも、氏の作品の影響によるものでしょう。

 作品の中には、過度の特訓の結果、勝利と引き換えに選手生命を絶つようなダメージを受けたり、命まで落としてしまった主人公も。そんな『滅びの美学』を感じさせる悲劇的な結末も日本人の琴線に触れたのか、多くの大ヒットが世に出ました。

 これを「マンガの中のお話」として楽しんでいるだけなら良いのですが、『特訓』に大真面目に取り組んだ方って結構多いようです。その結果は……

 当院は『日本古武道伝』という看板をあげているからか、武道武術修行者や経験者が数多く来院されます。そういった方々の症状は、一般の患者さんと比べて重篤な場合が多いです。

 若い頃にグローブをはめてボコスカ打ち合うスパーリングをやっていた方は頚椎にトラブルが出て、現在は手先の痺れに悩まされています。

 華麗な蹴り技を目指して無理を重ねたであろう方は、無理が祟って腰椎すべり症に。蹴り技どころか歩くことにさえ支障が出ています。

 健康のためにと中国拳法を長年熱心に続けたご婦人は、膝を壊して車椅子の厄介に。

 かくいう私もかつての強引な武術稽古の結果、右股関節を壊して、十数年経った現在も常時違和感があり、調子が悪くなるとバイクを跨ぐ事さえ出来ません。

 梶原一騎氏が没してから30年あまり。少年期に『スポ根』の洗礼を受けた直撃世代が、その『スポ根脳』のまま指導者になっている例も数多く聞き及んでいます。

 彼らにぜひ知ってほしいのは、人間の肉体はとても頑丈に出来ていますが、同時に非常に脆いものでもあるということ。その見極めを誤ると、いたずらに選手生命を縮めるだけでなく、その後の人生においても苦しみ続けることになる場合もあるのです。

 この身は今生一度きり。生・老・病・死の四苦からは誰も逃れられぬとはいえ、我と我が身を自ら傷付け、無用の苦しみを自ら抱え込むような無理や無茶はするべきではないし、それを止めるのが本当の指導者ではないでしょうか。

 ちなみに昨今の人気マンガは、最初っから主人公がメチャクチャ強いか、強敵を打ち負かすには『特訓』よりも『友情パワー(?)』に頼るそうです。それが今後青少年の心理にどんな影響を与えるかは……私には分からないなぁ(汗

2017年6月4日日曜日

『ナンシーちゃん』と『イクラちゃん』


 先日のSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)に参加した時の出来事です。

 休憩のためにある道の駅に入ると、SSTRの参加ライダーで大混雑。おそらくは普段にない台数のバイクが駐車スペースに。そして、時同じくして数台の観光バスも休憩停車中。敷地内は物見高いオバちゃんで溢れかえっておりました。

「あらぁ〜、カッコいいわねぇ〜! これ、イクラすんの?」

「んま、おっきいバイクだこと! これ、ナンシーシー?」

 バイク乗りの間では、バイクの値段を質問する人を『イクラちゃん』、排気量を聞く人を『ナンシーちゃん』と呼ぶのですが、その実物(?)を初めて目撃して感動するワタクシ。だって休日にバイクに乗ることは滅多にないもんで。

「これ250万円だって。凄いわねぇ、お金持ちねぇ〜」

「1600ccって、私のワゴンRとどっちが大きいの? んまぁ大変!」

 そんな、なんともけたたましい集団が、ついに私の目の前に。

 機先を制し、こちらから声をかけます。

「僕が乗ってるコレねぇ、ナナハンなんですよ」

「うわぁ〜! コレがナナハン? ねぇ、ナナハンだって! 昔、不良が乗ってたヤツよね?」

 メチャクチャ食い付いてきますw 『ナナハン』という単語に宿った不思議な言霊は、数字で示される排気量とは違うのです。『センロッピャクシーシー』と『ナナハン』を比べると、現実的な数値上では前者の圧勝ですが、ある世代にとっては『ナナハン』は、そんな理屈を吹き飛ばすほどの魔法の言葉なのですw

「でねぇ、値段は25万円。向こうのアレの1/10!」

「え〜、ウッソぉ〜〜!!」
「でもおかしいわよ。このバイク、高級車のマークが付いてるもの」

 流石は天下のBMW。エンブレムの認知度は思っている以上に高かったりして。

「そうですよ。ホントは高かったのを中古で安く買ったんです。そしたらねぇ……修理代がその2倍以上かかっちゃったんですよ!」

「あらヤダ、大変ねぇ〜!!」

「だからねぇ、道の駅でオンボロなバイクを見かけても、気軽に触ったりしちゃダメですよ。罷り間違って倒したりなんかしたら、とんでもない額の修理代を請求されるかもしれませんよ」

「キャ〜怖い、気を付けるわ。ありがとうね、お兄さん」


 な〜んて与太話を施術の合間に患者さんに。やたら受けが良かったもんで、忘れないうちに、ここに採録。

2017年6月3日土曜日

『出来る事』だけを出来るヨロコビ

 最近サボりっぱなしだった趣味のハーモニカ練習を久しぶりにやる気になったのに、そんな日に限っての千客万来。

 痛みに耐えるために毎週のように足繁く来院される方、定期的に調整を受けにおいでになる方、数ヶ月ぶりに顔を見せてくれたお馴染みさん、わざわざ遠方から来院された方も。

 私は、そのどなたに対しても等しく、患者さんの声に耳を傾け、丁寧で柔らかい物言い受け答えを心がけ、もちろん施術は常に全身全霊を込めて。

 こと施術に関しては、症状や受傷部位によって手順や術式に多少の変化こそすれど、基本的にはどなたに対しても同じ。師匠の教えに曰く「外れていれば嵌めて、傾いていれば真っ直ぐに」。首が痛い患者さんでも足首から調整を始めるし、膝が痛い患者さんでも首の付け根まで触ります。

 それが、それだけが私に『出来る事』だから。

 要は1年365日、毎日毎日同じ場所で同じ事を繰り返しているワケです。そんな生活を、かれこれ10年近く。「つまんないだろうなぁ」って思う人もいるかもしれませんが、これはこれで結構楽しいものですよ。そう思えるのは私が職人気質だからかもしれませんが……なーんて偉そうに言ってますが、私自身もそんな生き方があるってのに気付くのに50年近くかかったんですけどね。



 そんなこんなで本日業務終了。いつもの如く焼酎のお湯割りをチビチビとやりながら、業務時間中に出来なかったハーモニカの練習など……って、業務時間中に「趣味のハーモニカの練習が出来なかった」と愚痴る職人って、ちょっとおかしくないか、我ながら(笑)

2017年6月2日金曜日

飴ちゃんと名刺


 待合スペースに置いている『飴ちゃん』を補充しました。

 当院飴ちゃん人気ランキング不動の一位である『森永ハイチュウ』をドーンと二袋。これがあっという間になくなっちゃうから不思議。皆さん、ハイチュウお好きなんですねぇ。いずれにせよ、それだけ多くの方に来院いただいているって事で、院長としては喜ばしくも嬉しく思います。

 隣に置いてある名刺も順調に減っています。5年ほど前に海外のプリントサイトで「キャンペーン中で安いから、どうせならまとめて……」と数千枚刷ってもらったものの、冷静に考えてみると「こりゃ店を閉める前に使い切れるかな?」と。そもそも私は人付き合いの良い方ではなく、あちこち営業に出かけて名刺を切りまくるなんて芸当は逆立ちしても無理。そもそも名刺を持ち歩く習慣自体ないし。

 それが、こちらも気が付くとカードスタンドの中身が残り少なくなり、補充を繰り返しているうちに名刺の在庫(?)も残り数百枚に。もしかしたら店を閉める前にもう一度名刺の発注が必要かも(笑)

 先日も初めてお見えになった患者さんが「お友達に紹介したいから」と数枚お持ちくださいました。ありがたい事です。

 あ、ちなみに当院の名刺は通常より一回り小さいクレジットカードサイズ。お財布のカード差しにも入ります。お守り代わりに貴方のお財布にも如何ですか?

2017年6月1日木曜日

整体師の朝ごはん

朝ごはんを作るのは私の役目。今朝はフランス風プレーンオムレツ。
卵2個に牛乳大さじ1杯を溶いてマジックソルトで味付け。

上手にできました。外は綺麗な黄色、中はトロトロ。
ちなみにウインナーは茹でる派。

低糖質フルーツグラノーラにコンソメスープ、
画像には写っていませんがトマトジュースも。

ちなみにケチャップはデルモンテの『リコピンリッチ』が
オススメです。長らくカゴメ派だった私が
あっさり宗旨替えしたほどのトマト感。
卵料理との相性は抜群です。

さぁ、これを食べて今日も一日頑張りましょう!

2017年5月30日火曜日

さて問題です。

これ、なーんだ?


答えはずーっと↓




















答えはコースター。

珪藻土で作られていて
水滴をどんどん吸い取ってくれます。

私の場合はそんな機能性よりも
この形に飛びついたワケですがw

素敵な晩酌のお供だニャン♪

2017年5月29日月曜日

開脚チャレンジ 〜2ヶ月経過

 1年後の180度開脚を目標にほぼ毎日ストレッチを続けて2ヶ月目。関節の可動域や柔らかさに変化は感じられず。

 想定内の経過であり、それでも倦まず腐らずに愚直に続けることだけが結果に繋がる……はず。あきらめたらそこで試合終了ですよ!?

 継続するモチベーションを維持するためにちょっとしたお買い物。


 なんともアヤシげなピンク色の物体。その正体はバレエスクール代表の監修による『開脚クッション』。これをお尻の下に敷いて骨盤を前傾させることで股関節へのストレッチ効果をあげるんだとか。

 ま、座布団を二つ折りにして敷いても同じ効果は得られるだろうけど、そこは「専用品を購入することによるモチベーションの維持」が重要ってことで(笑)


追記・私のオートバイはシート幅が広くて長時間走ると股関節が痛くなっていたのですが、先日のツーリングで1700kmも走ったのに以前ほど痛みを感じず。もしかしたらこれも日々のストレッチの効果?

2017年5月27日土曜日

吾唯足知


 先日のツーリングから帰着した直後、手首から腕時計がポロリと外れ落ちました。ベルトが経年劣化により崩壊した模様。

 形あるものは必ず壊れる。諸行無常。ま、仕方ないわなぁ。

 この腕時計は20年以上前に御徒町のパチンコ屋で獲った景品。こだわりも思い入れもない。所謂レア・アイテムでもない。もし走行中に手首から外れ落ちて行方不明になってたとしても惜しくはない。だったら、このままゴミ箱行きにしてもいいんだけど……

 これを機に電池交換のいらないソーラー充電とか、一秒の狂いもない電波時計とか、あるいは方位とか気圧とか高度とか気温とかを計測できるセンサー付きとか、あるいは林檎印のスマートなウォッチとか、あるいはちょっと背伸びして007御用達のあのブランドを思い切って……なーんて、いろいろ考えました。

 でも結局、ベルトを2980円、工具を600円で購入。交換して使い続けることに。同等の新品を買っても7000円程度の安物なのに何やってるんだかw

朝顔の種差し上げます。


 夏場、当院においでになったことのある方はご存知かもしれませんが、毎年、義母が朝顔で見事なグリーンカーテンを作っています。

 そこで去年採れた種を、ご希望の方に差し上げています。何色の花が咲くかは夏までのお楽しみですが、芽吹きの良さは保証付です。義母曰く「グリーンカーテンを上手に作るコツは、種をケチらずたっぷりと蒔いて、後から間引きするくらいのつもりで育てること」だそうです。

 小袋に入れて待合の掲示板に貼ってありますので、ご入用の方はお気軽にどうぞ。

2017年5月24日水曜日

無事に戻りました。


5月20日から22日まで三日間のツーリングから無事に戻って参りました。留守中はご迷惑をおかけいたしましたが、素晴らしい休暇を過ごすことができ、しっかりとココロの充電ができました。

日本海の海鮮漁師丼
カニと甘エビが日本海風?


越後一宮 弥彦神社


会津若松の料理旅館 田事
美味しくてリーズナブル。
是非ともまた訪れたい宿です。

鶴ヶ城で早朝散策。
会津のジジババと朝の挨拶を交わし
笑顔と元気をもらいました。

磐梯吾妻スカイライン


岩代一宮 伊佐須美神社
ご神木『飛龍の藤』が花盛りでした。
御朱印は見開きでダイナミック。

お土産は会津銘菓の『ごまみそせん』
いつものように待合に置いておきますので
どうぞ手をのばしてくださいね。